【保険が審査落ち?】精神障害者手帳のデメリットをまとめてみた

精神障害者手帳のデメリット

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精神障害者保健福祉手帳

通称『障害者手帳を取得すると色々なメリットがあります。

 

住民税や所得税が控除。

ケータイ代や公共交通機関も安くなる。

A型やB型といった障害者向けの就労支援も手厚い。

 

などなど…

生活にかかる費用が全体で見れば格段に安くなりますし、

仕事への定着支援にもサポートがあって、かなり便利!!

 

私も取得に向けて調べたら

障害者手帳 メリット』で検索すると、

自分の住んでいる地域で利用可能な施設が、意外に出てくる出てくる。

 

しかし、先日ツイッターを見ていたら

 

生命保険に加入できない!!

家が買えない!!

 

といった声がバズってました。

 

逆に手帳を取得すると、デメリットもあるんですね。

 

意外とこれを知らないまま、

勢いで取得してしまう方が本当に多い…

 

ということで、今回は

精神障害者手帳を取得するとどんなデメリットがあるのか」まとめてみました。

 

取得すると出てくるデメリットは主に2つあります。

 

  • 生命保険の加入について
  • 住宅について

 

雇用面でも障害者雇用の場合、昇進や待遇面でいわゆる一般のコースから

外れてしまうといったこともありますが、今回は割愛。

 

実際に手帳を持っている方の意見もまとめてみたので、ご参考になれば幸いです。

 

生命保険の加入は不可能?

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まずは

『生命保険の加入はできないのか?』という疑問。

 

この答えはYESでもあり、NOでもあります。

 

確かに精神科やメンタルクリニックなどへ受診・通院すると、

申し込みの段階で加入できないものがあります。

種類によっては精神科の薬や睡眠薬を処方されるだけでも、一部の生命保険や

団体信用生命保険(以下「団信」)は審査で通りづらくなったり…

 

残念ながら手帳がなくても、精神科に通院していたりするだけで引っかかることもあります。

 

また、幅広い方へ加入を促している「ワイド団信」なんてものもありますが、

精神疾患の方の加入は厳しいともよく聞くので、なんともいえない感じ。


 

しかし、精神疾患を抱えている方でも保険を利用

している方もかなりいらっしゃいます。

 

1つは精神疾患を発病する前の保険をそのまま使う」

というパターン

 

ただし保険が満期になってしまうと、

その先違う保険に乗り換えられない…といった可能性があります。

 

最近は、60歳からの保険に乗り換える人も多いので、要注意です。

 

 

2つ目は「ぜんち共済に加入する」というパターン

 

ぜんち共済とは知的障害や発達障害の方専門の保険です。

 

最近は発達障害者向けの保険もできているんです。

ダウン症てんかんなども適用されます。

 

昔からある保険なので、個人的にはかなりオススメ!

 

ぜんち共済の特徴をざっと挙げると

 

  • 加入対象がとにかく幅広い!
  • 障害のある方だけでなく、家族や親族も加入可能。
  • 同居していなくても大丈夫ですし、姓が違っていてもOK!


また、障害を理由に不当な扱いを受けてしまう

場合もあるかと思います。

その弁護士費用も保険適用されます。

 

知的障がいに理解のある弁護士が相談だけではなく、

解決までしっかりサポートしてくれる。

 

めちゃくちゃ心強い…!!

 

他の保険に比べれば値段は少し高いですが、

その分手厚い保障が受けられると思います。

 

詳しくは公式ホームページまで。

www.z-kyosai.com

 

 

最後に「加入できる保険もあるっちゃある」ということ。

ぜんち共済はその代表例ですが、他にも加入できる保険はあります。

 

探してみると、興味深いのがありました。

保険会社で実際に働いていた方のツイートです。

 

 

手帳を持っていることの「告知義務」に関する貴重な情報です。

 

「告知義務」ってなに?

という方は、このサイトが分かりやすいのでご覧ください。

hoken-kyokasho.com

 

ポイントをまとめると

 

  • 団信における告知は「病院への通院歴・投薬歴」
  • 手帳の告知義務は身体障害者のみ
  • 「手帳取得のリスク」より「精神科などへ通院するリスク」の方が高い

 

という感じ。

 

あくまで全ての保険会社がこういうわけではないと思いますが、

手帳の告知義務がない保険もあるということですね。

 

 

住宅について

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住宅購入に関しても、デメリットが出てくる場合があります。

 

代表的な例は

「民間の銀行でのローンが組めない」

ということ。

 

本人確認書類を提出する際に、手帳を提出すると審査が厳しくなる可能性があります。

 

ここの審査における最低条件は、

ずばり融資条件となっている「団信に加入できるかどうか」という点。

 

団信は債務者が亡くなった際に、住宅ローンを払うための保険です。

なので、加入する時に健康状態もチェックされます。

ここで、障害を持っている方は弾かれてしまう可能性があって、

そうなるとローンは組めません…

 

ただこれも障害の重さによって、結果が変わってきたりもしますので、

物件を探し始める前に融資担当者と相談をするといいと思います。

 

「おいおい、銀行から借りられないのか…」と落ち込まないでください。

これらは、民間銀行の場合ですから!

 

公的な融資制度を利用すれば、精神障害を抱えていても大丈夫です。

 

例えば

住宅金融支援機構の「フラット35

というのがあります。

 

フラット35」というのはざっくり言うと

借入時の金利のまま返済が続く

金利変動のリスクがない固定金利が特徴のローン

 

これは団信への加入する必要なし!

手帳の告知義務もなし!

 

団信への加入義務がないので、障害者手帳が2級の方でも

住宅ローンを組める可能性はあります。

 

公式サイトを貼っておくので、ご参考までに。

www.flat35.com

 

 

逆に手帳を持っていることで住宅に関するメリットもあります。

 

それは、

公営住宅入居へのハードルが下がるということ。

 

市営や県営住宅への入居も手帳があることで、ぐっと入居しやすくなった

という声をけっこう聞きます。

 

たまにですが、障害者など特別な事情がある人向けに

入居募集がかかる地域もあります。

そういった募集は一般の人は申請はできても落とされたりします。

 

収入が安定しない場合などは、そういった入居募集を調べてみるとよいと思います。

 

ちなみに私は家を持つこと自体が怖くて、ずっと賃貸です…。

ずーん………

 

デメリットのまとめ

 

世間的には手帳を持つことのメリットばかりが強調されているので、

こういった不利益を被ることがあるということはもっと周知していく必要があるな~

と思います。

 

まあ、本来は

手帳を取得する前にきっちり説明が必要だろ!!

って感じですが…

 

保険についても、ローンについても

精神科へ通院したことがある時点でダメなものもあれば、逆に手帳を持っていないと

申請できない制度やサービスもあります。

 

最低限、知っておきたいのは

「手帳の告知義務があるもの」に関しては

デメリットがあることもある。

 

ここだけ知っとけば、いざ何かの判断に迫られたときに役立つかと思います。

 

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では、また!